この時期の釣り方

皆さんこんにちは、テスターのマダラです。

今回は自分の釣り場の定休日を利用して、近隣の釣り場2件へ釣りに行ってきました。
共に筑波山にある「ミッドクリークフィッシングエリア」と、「霧の沼フィッシングエリア」です。

どちらの池もスティンで、表層付近の魚が見える状況です。
今日は23度まで気温が上昇し、初夏を思わせる陽気でした。

さて、この時期の管理釣り場、どんな戦略で挑み、どんな感じで釣るのが良いのでしょうか?

まず、春から初夏にかけての魚のコンディションですが、水温が20度前後は、能力値が最高の時期であり、この水温を超えると弱っていく、グラフで書くとまさにピークの水温です。

能力が高いとどうなるか?

まず、同じルアーを見切るのが早くなります。
ルアーそのものを見切ると言うよりも、同じ巻き方を見切ってしまいます。

そして、アタックの速さ。

変温動物であるトラウトは、真冬の低水温だと体温も低く、能力値も低いために、アタック、つまりルアーをクワエている時間が長くなります。 

今の時期は、ほんの一瞬、どれくらい早いかと言うと、ベテランでも何も感じないくらいに一瞬パクっと触るだけのアタックが圧倒的に多くなります。

こういうアタックに対し、どう考えていくか?

まずはシステム、つまりロッドとラインを硬くして、ブレーキが効きやすくします。 
魚が引っ張ろうとしても引っ張れないのでフッキングさせる、と言う事です。

そして大事なのはローテーション。

ルアーそのものを取り替えると言うよりも、この時期は風が吹いたり曇ったりの、ほんの一瞬でも活性が変わりますから、レンジとスピードをマメに変えながら、そしてロッド角度も変えながら魅せ方を変えていきます。

今日も最初のミッドクリークさんでは、30分ほどは何も見つからずに苦戦しましたが、ヒントを得てからは入れ食いになりました。

フロロカーボンラインにナイロンリーダーを組んで、ベスパの0.7gの表層デッドスロー、ナイロンの浮力を使うのでゆっくりと魅せて食わせ、その後はベスパ1・6gの早巻きで魚の注目を集めておいて、また食わせの0・7gで釣る。

こんな感じで入れ食いになりました。

次に向かった霧の沼フィッシングエリアでは、ベスパ1.2gで全レンジを探り、わずかな触りから、速度が遅すぎると判断。

ベスパ1.6gにチェンジし、レンジを変えながらロッド角度も変えていき、コチラでも入れ食いになりました。

決してイージーな状況では無く、私の周囲の人達は苦戦してましたので、ベスパの威力、そして巧みなローテーションで釣っていけば、必ず釣果を出せます。

こんな感じで、わずかなアタックから、早巻きや遅巻きに変化させつつ、どちらへ振ればアタックが変わるか?を経験しながら釣っていくと、この時期は結構釣れるものです。

逆に言えば、釣れないしアタックも無い釣り方を延々と続けてしまうのが、一番ダメなパターンです。

先にも述べたとおり、この時期のトラウトは判断力が高いので、同じ釣り方を続けると釣れなくなってしまいます。

穏やかで過ごしやすい今の時期、皆さんも管理釣り場で楽しく釣って下さいね!

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