初冬の釣り

みなさんこんにちは!テスター・マダラです。

記事を書いているのが11月14日、私の住んでいる茨城県土浦市では、朝夕は非常に寒くなってきました。
まだ晩秋、と言った感じで、日中は暖かい日もあり、20度程度まで上昇する日もあります。

これから初冬に向けての釣り方、考え方を考察してみましょう。

現時点で、私の運営するフィッシングエリアJでは繁殖期のピークにあり、スプーンだけだとお手上げの日も多い状況です。

水面では真っ黒な強そうな個体が、ライバルと激しく喧嘩しています。
こういった状況も日に日に変わっていき、繁殖期の個体が減っていく事で、繁殖に関係無い個体の動きが良くなっていきます。

地下水が豊富なポンドだと、地下水の安定した水温の影響から、水温の大幅な低下が無いのが特徴です。
そういう場合、魚の状態もゆるやかに変化していきます。
河川水や地下水が少ない場合、季節の影響をモロに受けますので、水温は一気に低下していきます。
ターンオーバー現象も起こりやすくなっていきます。

繁殖期の個体が減ると、怯えて動けなかった魚達が行動範囲を広げていきます。
単発のアタックしか無かったものが、徐々に追尾したり、複数のアタックが出て来ます。

朝夕と日中の温度差により、レンジが浮き沈みしていくのが特徴です。

しかし、繁殖期のようにバラバラではなく、多くの魚が似たような行動を取るため、パターンフィッシングが可能となっていきます。

アタックの質も、ガツンと言う強いものよりも、触り程度の弱いアタックが混じる比率が高くなっていきます。

こんな時こそ、柔らかいシステムと硬いシステムで釣り比べ、そのアタックの質にあったシステムを構築していくチャンスです。

何が正解か?と言う話では無く、自分がどういうアタックの時にどんな釣りをしていくか?と言う事を追求して欲しいと思います。

市販のスプーンの多くは、どんなスプーンでも釣れると言えば釣れます。
しかし、再現性のある釣りをしていく為には、軸となる銘柄のスプーンを徹底的に使い込んで、どんな速度まで泳ぐのか?
スローからファーストまでの巻き速度を覚え込んで、メインとして使います。

そして、色んなメーカーのスプーンは、オカズとして、バラバラにアクセントとして投入していきます。

私はベスパをメインに、オカズとして色んなメーカーのスプーンを投入していきます。

ベスパを軸と考えて、ベスパより質量があり、面積が大きく、バタバタと動くものをパワー強とします。
ベスパを中間とし、オールマイティに使います。
ベスパよりも面積が小さく、細身のものをパワー弱として考えます。

この組立で、どこへ行っても釣れます。
カラーは、仮にヒットカラーがあったとしても、そればかり使えば学習されてしまうので、飽きさせない為に色んなカラーが必要になってきます。

予算の許す範囲で、軸となるスプーンはシッカリ揃えましょう。
まるで宣伝だけしているかのような文面になってしまいましたが、言っている事は本当の事です。
軸となるスプーンをシッカリ使いこなし、オカズでアクセントをつける。
そのオカズとなるスプーンも、やみくもに揃えるのでは無く、パワーバランスを考えて揃える、と言う事です。

さあ!晩秋から初冬のこの時期、いよいよパターンフィッシングの幕開けになります!
シッカリ練習し、いつでも釣れる釣り人目指して頑張ろう♪

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